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九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |金鉱博物館は金瓜石のほうじゃないの?と疑問を持っていませんか?かの有名な黄金博物館は九份から少し距離があった金瓜石にいる「金瓜石黄金博物館」。今回紹介するのは九份老街の中に潜んでいた「九份金鉱博物館」。あんまり知られていませんが、ここ「九份金鉱博物館」は見た目では計り知れないほどの歴史が残されてあります!

九份金鉱博物館まずは九份という街の歴史をさらってみましょう~日本統治時代に金鉱の発掘により九份の街が発展され、金鉱のほか炭鉱の坑道もつれて発展されました。過剰の鉱業資源開発で生産量が減り続け、1971年に閉山。九份と周辺の街ごとに衰退の時代を迎えます。

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!
再びスポットライトを浴びたのは1989年。侯孝賢監督の映画「悲情城市」の舞台となったことで台湾国内だけではなく、国際的にも観光地として注目されることになりました。九份地域の人々の努力で世界中に台湾を代表するほどの人気観光地となりました。

九份金鉱博物館|実家を九份金鉱博物館に改築

九份老街のすぐ傍に構えていたこの建物、外観から見るとどうしても博物館には見えません~お世辞にも綺麗とかに縁がなく、言葉悪いですが、怪しい雰囲気を漂っている気もします。

九份金鉱博物館実は、この建物は博物館創立者曾水池さんの実家であります。曾水池さんはかつて金鉱坑道で三十年以上働いていた元金鉱労働者です。九份の鉱業が閉山となり、観光地として再度スポットライトを浴びることとなりましたが、金鉱の歴史は時間の流れと共に忘れられないように、1992年に実家の建物を改築して、この「九份金鉱博物館」を創立しました。現在は息子と孫が継いで、「私たち以外には、もう誰も九份のこの歴史を語らなくなるから」と心意気を込めていました。

九份金鉱博物館

九份金鉱博物館 |九番坑・昔の知恵

それでは、失礼な言い方かもしれないですが、勇気を出して「九份金鉱博物館」に入りましょう~入ってすぐに「九番坑」と名付けられた模擬坑道です。金鉱、炭鉱を運ぶ「軽便車」は当時実際に今の軽便路に走っていた台車とレールはそのまま展示されています。

九份金鉱博物館

ここからは鉱山坑道労働者の一日、仕事用の装備や道具を揃えて、鉱山坑道に入って過酷な鉱山労働が始まります。ここの参観動線は開館以来変わっていません。元鉱山労働者の曾さんが来館のみなさまに一番当時のままを体験してほしいと服装も道具も当時坑道内の配置そのまま!

九份金鉱博物館

九份金鉱博物館

九份金鉱博物館

九份金鉱博物館

たくさんの道具の中、一番目を惹くのがこの「煌火」という道具。館長の話によりますと、「煌石」という鉱物が水にふれると乙炔(電石氣)/アセチレンが発生され、火を付けると灯り続ける原理を利用して、坑道内の照明となります。しかも、坑道の奥に酸素が足りなくなったら、火が弱くなり、気が付かないうちに酸素不足で倒れることを防止可能に!

坑道内の照明となります

九份金鉱博物館 |原石エリア・黄金の本来の姿

次に来たのは「原石エリア」。ここに展示された色んな石、見た目はただの石に見えますが、かつて九份の金鉱労働者たちが実際に採られた黄金の原石です!当時の鉱山労働者はあの薄暗い坑道の中で、現在の技術も持ち合わせてなく、長年の経験で鉱石の共生などで金鉱の位置を判断する。

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!
金ぴかの黄金だけではなく、より鉱山労働者に近い金鉱の鉱石そのままを保存、展示して、現在の人々にも昔の鉱山のありのままを伝承していきたいと創立者の思いが感じられます。
砂金、虫や糸みたいな金、真っ黒の石からも黄金!

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |体験エリア・石から黄金に!

二階には体験エリアが設けられてあります。実際に道具を触れて、石から黄金になる過程が体験できます。ここの道具も当時使用されたもので、約百年の歴史がある骨董品です!

九份金鉱博物館

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

当時の道具や機械で選鉱体験~この黄金の選鉱方法は九份独特な方法。よく知られていた金瓜石の黄金はより細かく砂金に近いため、ここのやり方とは異なるとのことです。

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

いかがでしょうか?小さな私設博物館で、館内では中国語と英語の説明がメインとなりますが、九份の金鉱歴史をより深く体感ができます。金瓜石の黄金博物館もいいですが、より九份の歴史に近付けるここ「九份金鉱博物館」もいい選択ですよ!

 

九份金鉱博物館
住所:新北市瑞芳区石碑巷66号
電話:02-24966379
営業時間:10:00-18:00
ホームページ:http://jioufen-goldore-museum.mystrikingly.com/

入場料金
大人 NT100元
子供 NT60元
※解説付き(中国語、英語)

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